教育システム

クリニカルラダー

平成28年度に日本看護協会より「看護師のクリニカルラダー」が開発されました。

これは、すべての看護師に共通する看護実践能力の指標となっています。

当院も、看護実践能力の明確な指標と適切な評価による質の担保を目的に導入いたしました。

「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」活用のための手引き より

レベル毎の定義

レベルⅠ
・新人
基本的な看護手順に従い必要に応じ助言を得て看護を実践する
レベルⅡ
・チームメンバー
標準的な看護計画に基づき自立して看護を実践する
レベルⅢ
・日々リーダー
ケアの受け手に合う個別的な看護を実践する
レベルⅣ
・チームリーダー
幅広い視野で予測的判断を持ち看護を実践する
レベルⅤ
・管理職、スペシャリスト候補
より複雑な状況においてケアの受け手にとっての最適な手段を
選択し、QOLを高めるための看護を実践する

評価を受ける者は、レベル毎に設定された項目を自己評価し、さらに他者評価を受け、それらをもとに部署の管理者と面接を行います。面接により、個々の課題が明確になり、より高いラダーへの到達を目指して学習の動機を高めることができます。