外科

ご挨拶

袖ケ浦市の基幹病院である当院の外科は、日本外科学会指導施設に認定されています。袖ケ浦市民の方々を中心に、近隣の木更津市、君津市、富津市、市原市からもご来院いただいています。
当科では外来、入院ともに専門医を取得している医師が診療を行っています。消化器、呼吸器、乳腺などの専門医や大学から派遣された専門医による外来診察、検査、手術を行い、正確な診断と患者様への負担が少ない安全な医療が提供できるよう常に心がけております。
夜間の救急当番では袖ケ浦市、木更津市、君津市、富津市の救急要請に対応し、日中の要請も可能な限り受け入れております。
近隣の君津中央病院や、帝京ちば総合医療センターとも連携して、地域医療に貢献できるように努めております。

診療内容

当院では二十年以上前から腹腔鏡手術を行っております。胆石、胆嚢炎の手術から腹腔鏡手術を開始し、現在、進行度、患者様の危険度、状態にもよりますが、胃癌、大腸癌に対しても腹腔鏡で手術を行っております。最近では、鼠経ヘルニア（脱腸）に対しても、患者様のご希望や適応を検討しながら腹腔鏡手術でも施行しております。ご希望があればご相談ください。昨今ご高齢の患者様が多くなっております。他の病院で、何らかの手術の適応があっても「自分の歳では無理ではないか。高血圧や糖尿病などがあるから無理ではないか。」と考えていらっしゃる方もどうぞお気軽にご相談ください。
心療内科を受診されている患者様も、当院には心療内科の医師がおりますので、術前、術後安心して手術を受けていただけます。
がんの治療は手術だけで完治する早期のものもあれば。転移などがある進行しているものもあります。進行しているものに対しては、手術前や手術後に抗癌剤の治療を行う場合があります。当院では常に患者様の病状にあわせ、ご満足いただける治療に努めております。ご高齢の患者様には、地域性や身体の状況等も考慮して、ご本人はもとよりご家族の意見も尊重し、最善の治療法を選択していただけるように情報の提供を心がけております。また、がんによる痛みのコントロールを含めた緩和医療も行っております。心のバランスを失った患者様には、心療内科と連携してこころのケアも行っておりますのでご安心ください。

主な対象疾患